プチデモン氏は昨年10月、当局の拘束を逃れるためにベルギーに出国しました。12月に実施されたカタルーニャ州議会選挙では独立賛成派が過半数の議席を確保したため、同氏が州首相に再選される可能性が高まりました。
プチデモン氏や支持者らはベルギーからの遠隔統治が可能との考えを表明しています、スペイン政府はこの可能性を否定し、阻止に向けて提訴する構えを示しています。
プチデモン氏は22日、デンマークのコペンハーゲン大学で行われた討論会で、独立運動はスペイン当局に「屈しない」と強調しました。同氏がベルギーを離れたのは3カ月ぶりです。
同氏には、カタルーニャ州独立の是非を問う違法な住民投票を強行し、一方的に独立を宣言したとして、反逆や扇動などの容疑がかけられており、有罪が認められれば数十年に及ぶ禁錮刑が科せられる可能性があります。
スペインのラホイ首相や閣僚らはこれまで、プチデモン氏が海外に滞在したまま再選された場合、裁判所に無効を申し立て、中央政府の直接統治を続ける方針を示しています。ただ、カタルーニャ議会のロジェ・トレン議長は、州首相候補はプチデモン氏のみだと言明しました。新たな州首相候補の信任表決は1月31日までに実施する必要があります。
一方、スペイン最高裁は22日、検察当局によるプチデモン氏への「欧州逮捕状」の再発行請求を却下しました。検察は同氏のデンマーク滞在中に同国に身柄拘束を求める方針を示していました。
