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トランプ氏は連日、サウジやカタールなど当事国の首脳と電話会談し、双方の関係修復に意欲を示しています。9日もエジプトのシシ大統領に電話し、アラブ諸国間の結束維持の重要性を改めて訴えました。ただ、この日はカタールの「テロ支援」を批判するサウジ寄りの姿勢を強めており、仲介役を果たせるか不透明です。
これに対し、過激派組織「IS=イスラム国」掃討作戦でカタールとの協力関係を重視するティラーソン国務長官は声明で、カタールにテロ対策強化を求めるとともに、「カタール封鎖は国際的なビジネスに害を与え、IS掃討作戦を妨げる」と指摘しました。サウジやエジプトなどにカタールへの国境封鎖を緩和するよう訴え、双方に和解に向けた行動を促しました。
一方、国防総省のデービス報道部長は「(アラブ諸国の対立は)現在の作戦には影響しない」としながら、「長期的な軍事作戦の立案の障害になる」と述べ、対立の長期化に懸念を表明しました。アメリカ軍はカタールの空軍基地を中東戦略の拠点の一つとして利用しています。

