犯罪や経済成長の鈍化、政治不安に有権者が不満を強める中、中南米各国では保守系指導者が相次いで誕生しており、同氏もその系譜に連なる形となります 。
ケイコ氏は大統領就任後初の演説で「私は統治に必要な毅然とした姿勢と、国民の声に耳を傾け傷を癒やすために必要な繊細さの両方を持ち合わせている」と表明しました。不正疑惑が飛び交った選挙戦後の和解を呼びかけました。
4度目の挑戦となった大統領選では、対抗馬の左派ロベルト・サンチェス元貿易・観光相と接戦となり、サンチェス氏が不正があったと主張し、開票結果を認めないと表明する事態となっていました。
ケイコ氏は2016年以降、ペルーで10人目の大統領となります。この間、政治的分断や財政上の課題などを背景に、5年間の任期を全うした指導者は一人もいませんでした。ケイコ氏の就任は中南米全体で進む右傾化の流れをさらに広げるもので、最近選出された指導者らはいずれもアメリカとの関係強化や犯罪対策の強化を掲げています。(ロイター)
