席上、フン首相は、ベトナムの党と政府が、科学技術、イノベーション、デジタル化を、新たな段階における国の急速かつ持続可能な発展の重要な原動力と位置付けていると述べました。また、専門家や知識人の意見を重視し、幅広く耳を傾けながら、関連する政策や制度の見直し、改正・補充を引き続き進めていく方針を示しました。その上で、海外で活動するベトナム人の専門家や知識人が、引き続き母国の発展に貢献できるよう、環境整備を進めていく考えを示しました。
これに対しバン教授は、ICISEをはじめとする研究機関の活動や自身の取り組みをさらに効果的に進めるため、関係機関に対し、引き続き支援を続けるよう求めました。特に、海外の科学者とのネットワークづくりや国際的な科学イベントの開催、若手科学者の育成・支援に力を入れたいとしています。
チャン・タイン・バン教授は1936年生まれ、ベトナム系フランス人のの著名な理論物理学者で、世界の物理学界に大きな影響力を持つ研究者です。2015年にはベトナム国家主席から友好勲章を、2025年にはフランス大統領から、フランス最高位の勲章の一つであるレジオン・ドヌール勲章のオフィシエ位を授与されました。
