(写真:ロイター)

(産経) ギリシャのマルダス財務副大臣は16日夜、6月末から閉鎖したままの国内の銀行が20日からすべて営業を再開すると語りました。ただ、混乱を避けるために、1日60ユーロ(約8千円)の預金引き出し限度額の制限は当面継続するということです。

マルダス氏は公営テレビで、「数日分まとめて引き出すことが可能になるよう調整している」と説明しました。年金や公務員給与の支払いについても「責任を果たすことができると思う」と述べ、段階的に正常化を目指す方針を明らかにしました。

財政破綻の危機にあるギリシャは6月末に資本規制を導入、銀行の営業が停止し、市民生活や経済活動に深刻な影響が出ています。欧州連合(EU)が16日、ギリシャへの緊急融資の実施で原則合意したことで当面の資金確保にめどがついたが、信頼の回復には時間がかかると予測されています。