ギリシャ当局が15日朝までに104人を救助しましたが、750人が乗船していたとの情報があり、行方不明者が数百人に上る可能性があります。
ギリシャ沿岸警備隊の発表によりますと、漁船は13日午後、大勢の移民や難民を乗せて地中海の公海上を航行しているところを発見されました。漁船は同隊からの複数回にわたる救助の申し出を拒み、航海を続け、南部の港町ピロスから南西約90キロの沖合で14日早朝に沈没が確認されました。船は全長25~30メートル程度で、定員を大幅に超過していたとみられます。
海上での移民救助にあたるNGO「アラーム・フォン」によりますと、この漁船から13日午後、「遭難した」との通報があり、同日夕方には「船長が小型船で逃亡した」として救助の要請が届きました。
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所とIOM=国際移住機関は海上遭難者を即時に救助するのは国際海洋法の基本的な規定であり、難民船の地中海での沈没事故に対して海上救助手段の改善を緊急に要請しました。(朝日)
