報道によりますと、今年に入ってからの移民船の遭難事故としては最悪の惨事となりました。漁船はリビア東部トブルクからイタリアに向かっていたとみられ、ペロポネソス半島沖の公海で遭難でした。乗っていた多くが20代の若者とされ、ギリシャの沿岸警備隊当局者によりますと、救命胴衣を着用していた人はいませんでした。

移民を乗せた漁船は13日に発見されましたが、救助を拒否し、そのままイタリアに向かおうとしていたといいます。その後、転覆したとみられます。

リビアは欧州を目指す移民や難民らの密航船の主要な出発地となっています。

ギリシャのメディアによりますと、14日朝には同国南部クレタ島沖でも80人の移民を乗せた帆船が発見され、子どもや妊婦を含む全員が救助されました。アフガニスタン人やシリア人とみられます。(共同)