財政危機にあるギリシャ政府は24日、IMF=国際通貨基金に23日付で金融支援を正式に要請したことを明らかにしました。

EU=欧州連合側にも支援を求めており、要請を受けてEUやIMFなどは、ギリシャへの新しい支援策の交渉を本格化させる見通しです。EUはギリシャ財政の破綻を回避するため、同国に3年間で最大860億ユーロ(約11兆7000億円)を追加融資する方向で調整しており、このうち2割程 度をIMFに負担してもらいたい考えとされます。

ギリシャは、IMFの現行支援策が2016年に期限切れとなるため、その後の支援を求めたとみられます。しかし、IMFは、ギリシャの財政持続には同国の改革に加え、EUによる大幅な債務軽減が必要と主張し、EU最大の債権国ドイツなどと意見に隔たりがあり、協議は難航する可能性があります。