ギリシャ議会が25日、隣国マケドニアの国名変更をめぐる2国間合意を賛成多数で承認しました。懸案解消で、国債発行の準備が進めやすくなったとみられます。スペインが先週発行した10年物国債に予定額を上回る需要が集まるなど、債務問題に悩む南欧国債への投資家需要が年明け以降に目立っているのも追い風となりました。

ギリシャ5年債の発行では、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ゴールドマン・サックス、HSBC、JPモルガン、モルガン・スタンレー、ソシエテジェネラルが引き受けのシンジケート団を組むようです。

28日の欧州国債市場でギリシャ10年債利回りは一時4.05%近辺と、前週末比0.03%ほど低下し、4カ月ぶりの低水準を付けました。5年債利回りは2.84%程度と前週末に比べ0.01%低下する場面がありました。

ギリシャの長期格付けはムーディーズが「B3(シングルBマイナスに相当)」、S&Pグローバルが「シングルBプラス」としています。