財政が逼迫しているギリシャ政府は9日、金融支援と引き換えに欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)から求められている構造改革案について、1日にまとめた案の一部修正案をEUなどに提出しました。
ロイター通信によりますと、新たな提案に、EUが強く求める年金の削減は盛り込まれておらず、EU当局者からは「不十分な内容だ」との声がすでに出ているということです。

チプラス首相 (写真: AFP/TTXVN)
これに関連し、ギリシャのチプラス首相は10日、ブリュッセルでメルケル独首相らと会談し、金融支援の速やかな実施を求めて改めて協議する見通しです。
チプラス氏は9日、与党・急進左派連合の会合で、「政府の努力に対し、党は真の支援者であるべきだ」と述べ、EUなどとの交渉で合意点を探ることに支持を求めました。党内では「交渉で譲歩すべきではない」との根強い強硬論があります。
