
(写真:EPA)
欧州連合(EU)欧州委員会は27日、欧州へ流入する多数の難民や移民の玄関口となっているギリシャについて、域外との国境管理で義務をひどく怠っているとの認識を示し、対応を求めました。
欧州委によりますと、欧州委と加盟国の専門家が昨年11月、トルコから海を渡って多くの難民や移民が到着しているギリシャの島などを訪問しました。到着者数が極めて多いことは認めつつも、身元確認やパスポートの検査、指紋採取が十分でなく、国境管理に深刻な欠陥があるとの報告書案をまとめました。
欧州委のドムブロフスキス副委員長は「ギリシャは規則順守に向けて取り組み始めたが、まだやるべきことは多い。欧州委は支援する」と強調しました。加盟国でつくる委員会が報告書案を承認した後、欧州委が改善策を勧告し、ギリシャは3カ月以内に対処する必要があると指摘しました。
