ギリシャ国会は23日未明、欧州連合(EU)が金融支援の交渉を開始するために求めた金融・司法改革関連法案を賛成多数で可決しました。16日に可決された増税などの関連法に続くもので、今回の可決を受けてEUとギリシャの双方は、最大860億ユーロ(約11・6兆円)の金融支援の詳細について本格的な協議に乗り出します。


ギリシャ国会(写真:Nytimes)

今回の関連法には、銀行の破綻処理や民事訴訟手続きの迅速化などが盛り込まれました。国会は22日から審議に入っています。EUは年金・税制改革のほか、これらを22日までに法制化することを交渉開始の条件としていました。

一方、ECB=欧州中央銀行は22日、ギリシャの銀行に対する緊急支援枠の上限を9億ユーロ増やすことを決めました。ECBは16日にも同額を引き上げましたが、銀行の資金繰りを支えるため、2週連続で増額を決めました。