ユーロ圏各国が設立し、ギリシャへの金融支援を行ってきた「ヨーロッパ金融安定化基金」は、ギリシャのIMF=国際通貨基金に対する債務の延滞は債務不履行に当たるという判断を示す一方、ギリシャに前倒しの返済を求めることは当面、見送る方針を示しました。

具体的には、ヨーロッパ金融安定化基金は3日、声明を発表し、ギリシャがIMFへの返済を延滞したことについて、債務不履行に当たるという判断を示しました。ただ、当面は、ギリシャに対し、前倒しの返済を求めることはせず、今後の動向を見極めたうえで改めて判断する方針を示しました。

ユーロ圏各国としては、ギリシャの債務問題が深刻化するのを回避しながらも、事態の推移を見極める姿勢を強調することで、5日の国民投票を前にギリシャ政府に圧力をかけるねらいがあったのではないかという見方も出ています。