キューバの首相は、故フィデル・カストロ氏が国家評議会議長となって全権を掌握した1976年から不在でしたが、43年ぶりの復活となります。2月の国民投票を経て成立した改憲で、ディアスカネル国家評議会議長は10月に「大統領」となり「首相」の復活も決まっていました。

国会に相当する人民権力全国会議でディアスカネル氏は「共産党の政治局が十分に吟味した上での人選だ」とマレロ氏を推挙しました。満場一致で選出しました。

キューバ外交筋によりますと、国家評議会議長に権限が集中し停滞を招いていた行政の効率を分権で改善することが改憲の狙いの一つです。しかし、新首相についてアメリカのキューバ専門家は「改革よりも管理が職務の中心となる。あくまでも国を率いるのは大統領だ」とみています。