ミゲル・ディアスカネル第一副議長

1959年のキューバ革命後に生まれたトップを擁する初の指導体制が発足し、国交正常化に否定的なトランプ政権との関係や経済自由化のかじ取りが問われます。

キューバ共産党機関紙によりますと、首都ハバナの南東約250キロにあるビジャクララ州出身です。大学で電気工学を専攻し、大学教授として勤めた経験もあります。ディアスカネル氏は、2013年のラウル氏再任時に評議会ナンバー2の第一副議長に抜てき。18日に招集された国会で、唯一の新議長候補に推薦されていました。

親米政権を倒した革命から約60年続いた前議長の故フィデル氏、ラウル氏の兄弟による「カストロ時代」が終わりを告げました。

ただ、ラウル氏は評議会から外れますが、党最高位の第一書記に21年までとどまります。ディアスカネル氏の後任となる第一副議長には、ラウル氏に仕えたサルバドル・バルデス副議長(72)が昇格しました。このためラウル氏の基本政策は、新体制にも継承される公算が大きいです。

両親がキューバ移民のマルコ・ルビオ米上院議員(共和党)は新議長選出について「カストロ体制が前もって決めた見せ掛けの選挙以外の何ものでもない」と批判する声明を出しました。