コンゴ民主共和国の北キブ州の州都ゴマ郊外のチェゲラ島から撮影した、噴火するニーラゴンゴ火山=AFP

ゴマは過去にも噴火の被害を受けており、22日の公式発表が出る前から、持てる限りの物を持ち、車やバイク、徒歩でゴマから逃げようとする人たちで道路はいっぱいになりました。

住民らは、硫黄の臭いがして、夜空が赤く染まったと話しています。

ゴマを州都としている北キブ州の軍政府長官は、午後7時(日本時間23日午前2時)ごろニーラゴンゴ山の噴火を確認したと発表し、住民らに平静を保つよう呼び掛けました。

23日にAFPへ転送されてきた同国のビルンガ国立公園からスタッフへのメッセージによると、状況は悪化しており、火山から流れ出た溶岩が空港に到達したということです。

ゴマ火山観測所は今月10日、ニーラゴンゴ火山周辺の地震活動が活発になっており、観測を強化すると発表していました。

ニーラゴンゴ火山が前回噴火したのは2002年1月17日です。ゴマ東部のほぼすべてが溶岩に覆われ、100人以上が死亡しました。この時は空港の仮設滑走路も半分ほど溶岩に覆われ、数十万人がゴマから避難しました。

同火山で最も死者が多かった噴火は1977年で、600人以上が死亡しました。

ゴマ地域には六つの火山があり、その高さはいずれも3000メートルを超えます。(AFP通信)