席上、両元首はベトナムとロシアの石油ガス合弁企業やモスクワでの軽工業地区をはじめ、優先的な投資協力プロジェクト、ベトナムの交通手段生産の支援に関する議定書を精力的に実施すること、エネルギー、インフラ整備、原子力の平和的利用分野での協力を研究することで一致しました。
双方は国防・安全保障、軍事技術分野での協力を強化していくと訴え、ともに関心を持つ地域と国際問題について話し合いました。
さらに、ベトナム東部海域問題に関し、同海域を含む領土紛争は国際法、中でも1982年国連海洋法条約に従って、平和的措置で解決し、武力による威嚇、または武力の行使をしてはいけないとしています。
会談後、両者は複数の文書の調印式に立ち会いました。同日午後、クアン主席とプーチン大統領は共同記者会見を行ないました。席上、クアン主席は「ベトナムは一貫してロシアとの全面的かつ戦略的パートナーシップの強化、発展を重視している。双方はASEAN・ロシア協力の促進に努力する」と明らかにしました。クアン主席は次のように語りました。
(テープ)
「私たちはベトナムが主宰するAPEC2017の枠内で緊密な協力を継続しており、プーチン大統領のベトナム公式訪問やAPEC首脳会議への参加の準備を進めています。また、我々はアジア・太平洋地域の平和、安定、海上・上空の自由航行の確保、とりわけベトナムの東部海域問題について話し合いました。ベトナムはアジア・太平洋の平和、安定、安全保障に対するロシアの積極的な貢献を希望しています。」
他方、同日午後、クアン主席はロシア共産党のジュガノフ党首と会見しました。席上、クアン主席は「ベトナムの党、国家、国民はベトナムのかつての民族解放闘争と現在の建設発展事業に対するロシアの共産主義者や国民の支持と支援を永遠に忘れられない」と強調するとともに、今後、ベトナムとロシアの全面的かつ戦略的パートナーシップの深化を目指し、両国の党は政治的協力や若者の交流を強化し、両国の従来からの友好関係を教育するよう要請しました。
29日夜、クアン主席夫妻は在ロシアベトナム大使館を訪れ、大使館員と懇談しました。
