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ロシアはプーチン大統領を狙った「暗殺未遂」と主張しました。アメリカは事実関係を注視しています。

ロシアは3日未明に無人機2機がクレムリンを攻撃したが、プーチン氏は無事だと説明しました。事実ならモスクワ中心部への攻撃は、昨年2月にウクライナ侵攻が始まって以来初めて。ロシア連邦捜査委員会はテロ事件として捜査を開始しました。

ゼレンスキー氏はフィンランドでの北欧5カ国首脳との共同記者会見で「われわれは自国領土で戦っている」と述べました。

アメリカのブリンケン国務長官はワシントン・ポスト紙主催の会合で、何が起きたかは「全く分からない」とし、事実関係を確認すると表明しました。「ロシアの言うことをうのみにはしない」とも述べ、ロシアの主張に懐疑的な見方を示しました。

ロシアのウォロジン下院議長は「大統領への攻撃はロシア全体への攻撃だ」と訴え、攻勢を強めるよう求めました。

ロシアは、同国最大の祝日である今月9日の対ドイツ戦勝記念日を前にウクライナがプーチン氏の殺害を狙ったと訴え「対抗措置を取る権利を留保する」として報復を示唆しています。

ブリンケン氏は、ロシアのウクライナ侵攻は戦略的に失敗しているとし、ウクライナが「より多くの領土奪還に成功すると信じる」と述べました。侵攻を巡る中国の和平仲介に関しては、ウクライナが被害者でロシアが侵略者であると認識し、領土の一体性尊重など国連憲章の原則に沿えば歓迎するとの見解を示しました。(共同)