欧州に流入する難民や移民の新たなルートとなったクロアチアは17日、セルビアとの7カ所の国境検問所に通じる道路を封鎖しました。ロイター通信などが伝えました。クロアチアには十六日以降、約一万一千人の難民らが流入し、同国のグラバルキタロビッチ大統領は17日、軍に警戒態勢に入るよう命じました。

クロアチアとセルビアの国境にいる難民(写真:baogiaothong.vn)
スロベニアは17日、クロアチアから来た国際列車を国境地帯で停止させ、乗っていた難民ら約百五十人を送り返すと表明しました。難民らの受け入れをめぐって、各国では緊張が高まっており、クロアチアとスロベニアの間で対立が起きる可能性があります。
クロアチアのオストイッチ内相は難民らの受け入れは限界に達したとして「(難民らは)セルビアやマケドニア、ギリシャの収容施設にとどまってほしい。ここは欧州への道ではない」と呼び掛けました。
スロベニアはハンガリー同様、欧州連合(EU)を中心に域内の出入国管理を廃止した「シェンゲン協定」参加国です。スロベニアのツェラル首相は「EUの国境通過の条件に合わない人々は入国させない」と述べ、難民と経済移民を区別する方針を示しました。
ハンガリーのセルビア国境の封鎖に伴い、難民らはセルビアからクロアチア、スロベニアを経由するルートで西欧諸国を目指しています。【共同】
