クロアチアで11日、議会(一院制、定数151)の解散に伴う選挙が実施されました。事前の世論調査では中道左派の社会民主党を中心とする野党連合が与党の中道右派「クロアチア民主同盟」をリードしていますが、いずれも過半数に届かない見通しです。

クロアチアではリーマン・ショック後から長期にわたり経済が低迷の状態です。昨年からようやく回復傾向を示しますが、失業率は13%を超え、職を求める若者の国外流出が続き、与野党とも経済の活性化を訴えています。

昨年11月の議会選では民主同盟中心の政党連合が勝利しました。改革派の小党と連立を組み、今年1月に無所属で財務専門家のオレシュコビッチ首相率いる政権が発足しました。しかし、連立政権内の対立が激化しています。オレシュコビッチ内閣の不信任案が可決された後、議会が機能不全に陥り、7月に解散したということです。(共同)