(NHK)旧ユーゴスラビアのクロアチアで、8日、EU=ヨーロッパ連合に加盟してから初めてとなる総選挙が行われました。
地元メディアによりますと、開票率は90%を超え、151議席のうち、中道右派の「クロアチア民主同盟」を中心とした野党連合が60議席、中道左派の「社会民主党」などの連立与党が55議席を獲得する見通しだと伝えていて、野党連合が僅かににリードしています。
しかし、野党連合も過半数には届かず、どちらが政権を担うかは、およそ20議席を獲得する勢いの第3極の政党「モスト」などとの連立交渉に委ねられる見通しです。
今 回の選挙では、経済政策に加え、ヨーロッパに押し寄せる難民や移民への対応が争点となり、政権与党の「社会民主党」は国境を開放し、ドイツなどを目指す難 民たちの通過を認める立場なのに対し、「クロアチア民主同盟」は、流入に歯止めがかからないとして、より厳しい国境管理を主張してきました。
連立交渉の結果、どのような政権が誕生するかは難民への対応に影響を及ぼすことも予想され、ヨーロッパのほかの国からも注目されています。