クック諸島の国旗(写真:TTXVN) |
南太平洋の島しょ国、クック諸島は中国との間で、インフラ開発や気候変動対策など幅広い分野で連携していくとする合意文書に署名しました。これに対し、クック諸島の国防を担うニュージーランドが重大な懸念を表明し、この地域で影響力を増す中国への警戒感を強めています。
中国を公式訪問したクック諸島のブラウン首相は14日、李強首相と会談し、包括的な戦略的パートナーシップに向けた行動計画に署名しました。
クック諸島側の発表によりますとこの中では、貿易や投資、インフラ開発、それに気候変動対策など、幅広い分野で連携を深めるための、2030年までの枠組みを定めています。
南太平洋の島しょ国、クック諸島は人口およそ1万7000人で、自由連合の関係にあるニュージーランドに国防を委ねていて、安全保障が関わる課題などについては、ニュージーランドと協議をすることになっています。
しかし、ニュージーランドは、今回の合意文書をめぐって事前に適切な説明がなされなかったとして、重大な懸念を表明していて、この地域で影響力を増す中国への警戒感を強めています。
一方、クック諸島のブラウン首相は「中国との連携はニュージーランドなどとの長年の関係に代わるものではなく補完するものだ」として、ニュージーランドとの関係に影響は及ばないと主張しています。(NHK)

