このデモは、ベトナム枯葉剤被害者を支援する団体「コレクティフ・ベトナム・ディオキシン」と、「植民地時代の有害物質による被害者との連帯団体」が共同で開催したものです。

参加者は、フランスの海外県グアドループとマルティニークで深刻な問題となっている農薬クロルデコンによる被害者への支援も訴えました。

集会では、社会団体や環境、医療分野の関係者らが発言し、有害化学物質が人々の健康や環境に長期的な影響を及ぼしていると指摘しました。

そのうえで、枯葉剤やクロルデコンによる被害を受けた人々への連帯を表明するとともに、被害者支援や環境回復への取り組みを継続し、同様の環境被害の再発防止に向けた対策を強化するよう呼びかけました。

今回のデモは、関連する司法手続きが続く中で行われました。

フランス破毀院は今月16日、枯葉剤を製造・販売した企業を相手取り、ベトナム系フランス人のチャン・トー・ガーさんが起こした訴訟について、上告審の審理を行いました。

また、パリ控訴院は22日、クロルデコン汚染をめぐる刑事事件で、捜査打ち切り決定に対する不服申し立てについて判断を示す予定です。