
イエメン南部アデンの国際空港の周辺(AFP/TTXVN)
アラブ連盟(22カ国・機構)は26日、エジプト東部シャルムエルシェイクで開かれた外相級会合で、「アラブ連合軍」を設立する決議案に合意しました。これはアラビ事務局長が会合後の記者会見で明らかにしましたが、28、29両日の定例首脳会議で正式に承認される見通しです。
緊迫するイエメン情勢を踏まえ、設立の動きが加速しました。アラビ氏は「アラブ諸国の名の下に部隊が結成されるのは初めてだ」と指摘しました。部隊規模など詳細には触れませんでしたが、「あらゆる脅威に迅速に介入することが任務となる」と説明しました。
エジプトのシシ大統領が2月、シリアやイラクだけでなく、中東各地に拡散する過激派組織「イスラム国」への危機感から連合軍の必要性に言及し、サウジアラ ビアなどに協力を求めていました。ただ、今回のイエメンのようにイスラム教シーア派の大国イランの影響力拡大を警戒した介入をめぐっては、加盟国の中でも温度 差があります。(共同)
