ベルギー人の兄弟2人の容疑者
(写真:AFP)

(NHK)ベルギーのブリュッセルで22日に空港と地下鉄の駅で起きた連続テロ事件を巡り、オランダ政府は29日、実行犯とみられるベルギー人の兄弟2人の容疑者に関する情報を、事件の6日前にアメリカのFBIから受け取っていたことを明らかにしました。寄せられた情報は、兄のイブラヒム・バクラウィ容疑者に犯罪歴があり、弟のハリド・バクラウィ容疑者にも以前テロに関与した疑いがあるとして、警戒するよう呼びかける内容だったということです。

オランダの警察は、この情報が寄せられた翌日、ベルギーの警察に伝えたとしています。ただ、これについてベルギー側は「そのような情報は受け取っていない」と否定しています。

兄のイブラヒム容疑者を巡っては、去年6月、シリアへ渡ろうとしたところをトルコ当局に拘束されオランダに送還されたものの、所在がつかめなくなった経緯があり、事件後、ベルギーとオランダの間でのテロに関する情報交換の在り方に批判が集まっています。