2021年9月11日、ロシア西部の軍事施設でのロシア軍とベラルーシ軍の合同軍事演習=AFP/TTXVN |
ロシアの同盟国ベラルーシの国防省は8日、同国内で16日から2月1日、ベラルーシ空軍とロシア航空宇宙軍の合同軍事演習を実施すると発表しました。ベラルーシ国営ベルタ通信が伝えました。
両国は演習名目でウクライナ国境付近に戦力を集め、ウクライナに北部国境からのベラルーシ参戦を警戒させて、戦力を分散させようとしているとの見方が強いです。
ベラルーシ国防省によりますと、演習は同国のルカシェンコ大統領が昨秋に創設を発表したロシア軍との合同部隊の活動の一環として実施します。既に一部のロシア軍部隊がベラルーシに到着したということです。
ベラルーシは昨年2月のロシアによるウクライナ侵略に際し、前線基地をロシア軍に提供しました。その後もウクライナにミサイル攻撃を行うロシア爆撃機に基地を提供しています。一方、ルカシェンコ氏はベラルーシ軍の直接参戦は一貫して否定してきました。
ただ、ウクライナはベラルーシが参戦に踏み切る可能性は排除できないとみて警戒します。参戦すれば撃退すると警告しています。アメリカ・シンクタンク「戦争研究所」は、ベラルーシがロシアに協力し、ウクライナの戦力を前線から引き離すための情報戦を展開している可能性が高いと分析しています。(産経新聞)

