9日、ベラルーシとポーランドの国境に集まる難民たち=ロイター |
旧ソ連構成国のベラルーシに入国した中東などからの移民や難民がEU=欧州連合を目指してポーランドの国境に押し寄せている問題で、ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、「欧州は以前、難民受け入れという高尚な人道的理念を掲げていたが、今回はそうしようとしない」と述べ、難民の流入阻止に向けた対策を強化しているポーランドやEUを批判しました。タス通信が伝えました。
ペスコフ氏はまた、ポーランドがベラルーシとの国境封鎖を検討していることについて「ベラルーシを窒息させる試みだ」とし、友好関係にある隣国ベラルーシを擁護しました。ベラルーシが移民をEUに対する「政治的武器」として使っており、ロシアも背後で関与しているとのEU側の見方について、ペスコフ氏は「無責任で受け入れられない」と反発しました。
ロイター通信によりますと、ドイツのメルケル首相は10日、プーチン露大統領と電話で会談し、EUへの難民流入問題でロシアからベラルーシに働きかけるよう要請しました。(産経新聞)

