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マレーシアの連邦議会下院は7日に解散し、今後60日以内に総選挙が実施されます。投票日は近日中に選挙委員会が決めますが、来月上旬までに実施されるとみられています。
マレーシアではナジブ首相が率いる与党連合「国民戦線」が約60年にわたり政権を独占し、今回の総選挙でも長期政権の維持を狙う考えです。
ナジブ首相をめぐっては、以前から汚職の疑惑が取りざたされていますが、解散直前、ナジブ政権は偽のニュース、いわゆる「フェイクニュース」を規制する法案を成立させ、政権批判の抑制を図っているとの見方が強まっています。
野党連合は、汚職疑惑を機にナジブ氏と対立を深めた、92歳のマハティール元首相を首相候補にたて、初の政権交代を目指します。マハティール氏は2003年までの22年間にわたりマレーシアの首相を務め、日本の経済成長を手本にする「ルックイースト政策」でマレーシアの経済発展を促進させました。かつては与党連合を率いた元首相が、現役のナジブ政権打倒を掲げて与党連合に挑むという事態となり、選挙の行方が注目されています。

