遺体の収容や機体の残骸の収集(写真:AFP)

ウクライナ東部で昨年7月、マレーシア航空機が撃墜された事件で、遺体の収容にあたってきたオランダの専門家チームは先週、オランダの・ハーグで会見を開き、収容作業を終えたと発表しました。遺体を運ぶ最後の飛行機が、2日にオランダに到着しました。

墜落で乗客・乗員298人全員が死亡しました。オランダの犠牲者が193人で最多でした。チームの責任者は会見で「人間の力でできる限りのことはやった」と話しましたが、今後、新たに遺体や残骸が見つかる可能性は排除しなかったということです。

オランダは墜落直後から、現地に専門家チームを派遣しました。遺体の収容や機体の残骸の収集作業を続けました。途中、戦闘が悪化して、作業が中断する事態にも見舞われました。遺体はアムステルダム近郊の軍施設で身元の特定が行われ、遺族に通知、返還されています。

一方、オランダの安全委員会は、機体の残骸で旅客機を復元するなどして、原因究明を続けています。AFP通信によりますと10月に調査報告書をまとめるということです。