
マレーシア航空の370便(写真:ロイター)
マレーシアから中国の北京に向かっていた旅客機が行方不明となってから1年となるのを前に、6日、乗客の家族らがマレーシアの首都クアラルンプール近郊で集会を開き、一刻も早い解決を願いました。
乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空の370便は、去年3月8日にクアラルンプールから北京に向けて飛び立ったあと、連絡が途絶えて行方が分からなくなりました。
行方不明になってから1年となるのを前に6日夜、乗客の家族や市民らおよそ30人が、クアラルンプール近郊の広場で集会を開き、ろうそくに火をともして祈りをささげたり「絶対に忘れない」などと寄せ書きをしたりして旅客機の発見を願いました。
夫が乗っていたという中国人の女性は「たとえ世界が捜索を諦めても私は決して諦めません」と述べ、当局が捜索を打ち切らないよう訴えていました。
また集会を企画した50代の男性は「マレーシア機のことを忘れてはいけないと思い集会を開いた。乗客乗員の人たちには気持ちを強く持って生きていてほしい」と話していました。
旅 客機はその後の分析で北京とは逆方向の南インド洋に向かったとみられることが分かり、現在も船による捜索が行われていますが、依然として手がかりは見つか らず、マレーシア政府は、ことし1月に乗客の家族の補償手続きを進めるためだとして墜落事故だと正式に認定しています。
