アフリカ西部マリで24日、軍が大統領や首相ら政権幹部の身柄を拘束しました。ロイター通信が報じました。動機は不明ですが、クーデターにつながる可能性もあります。国連は即時・無条件の解放を求める声明を出しました。
拘束されたのはヌダウ大統領やウアンヌ首相らです。直前には内閣改造の発表があり、軍出身の閣僚2人がポストから外されたことから、軍が不満を募らせたとの見方もあります。マリでは2020年8月に軍がクーデターを起こして当時の大統領が辞任しました。軍と文民が共同で暫定政権を発足させ、22年2月の総選挙実施、民政移管を目指してきました。
マリやその周辺国では近年、イスラム過激派の活動が活発で、取り締まりのためフランスも軍隊を派遣しています。政治の不安定化が治安に悪影響を及ぼす恐れもあります。(毎日新聞)
