南部の地域では建物の崩壊が相次いでいる。=AP

日本時間8日午後2時前、メキシコ沖の太平洋を震源に発生した地震では、メキシコ南部の沿岸に最大で1メートル75センチの津波が押し寄せたほか、激しく揺れた南部の地域では建物の崩壊が相次いでいます。

メキシコ政府によりますと、崩れた建物の下敷きになるなどして、南部のオアハカ州やチアパス州などで、これまでに少なくとも61人が死亡したということです。
このうち、チアパス州では、州知事が軍などに出動を要請し、1000人規模で建物に閉じ込められた人の救助活動や、がれきの撤去を続けています。
メキシコ湾ではハリケーン「カティア」が西に進み、まもなくメキシコに上陸するおそれがあります。メキシコのペニャニエト大統領は「地震の被害を受けた地域では、ハリケーンの強い雨や風によって斜面が危険になるので近づかないでほしい」とツイッターに投稿し、ハリケーンの接近にも警戒を呼びかけています。