アメリカの国土安全保障省と司法省は15日、難民申請の受け付けの新たな方針を示し、アメリカまでの道中の第三国に対して難民申請を行い、認められなかった人に限って申請を受け付けると発表しました。
アメリカとメキシコの国境では中米のグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルの人たちが治安の悪化や貧困から逃れようと殺到し、アメリカに許可なく入国してから難民申請を行うケースが急増しています。
トランプ大統領は、不法移民が難民申請の審査の期間中は、アメリカ国内に滞在できるという制度を悪用していると主張し、見直しが必要だと訴えていました。
新たな方針は事実上、中米の3つの国からメキシコを通って、陸路、アメリカを目指す人たちの直接の難民申請は受け付けないというもので、今月16日から適用されます。
ただ、難民申請について定めた法律に反するとして人権団体が裁判所に差し止めの訴えを起こす構えを見せているほか国境を接するメキシコの外務省は
「母国で生命の危険にさらされる難民の地位を制限する措置には同意しない」とする声明を出し波紋が広がっています。
