ロシアでの天然ガス供給施設(写真:TASS/TTXVN)

ヨーロッパを訪問中のアメリカのバイデン大統領とEUのフォンデアライエン委員長は25日、共同声明を発表しました。


それによりますとアメリカ政府は、エネルギーの分野でのロシア依存からの脱却を目指すEUを支援するため、ほかの生産国とも連携し、今後、年末までに、LNG150億立方メートルの追加供給を目指すとしています。

その後、EU側は少なくとも2030年までは、アメリカから年間およそ500億立方メートルを追加で購入することで、安定的な需給関係の構築を図るとしています。

EUは去年、ロシアから1550億立方メートルの天然ガスを調達していますが、今後アメリカからのLNGで3分の1を置き替えたい考えです。

共同声明を発表したバイデン大統領は、「ロシアからのガスの輸入をやめることは容易ではないが、道徳的な観点から正しいだけでなく、戦略的にも重要だ」と述べました。

また、フォンデアライエン委員長は「来年だけでなく、その先もエネルギーを安定的に供給する必要がある。これはそのための大きな一歩だ」と意義を強調しました。