この問題は、中米ホンジュラスなどから、暴力や貧困から逃れてアメリカに移住しようと、数千人規模の複数の集団がメキシコを北上しているもので、一部は、アメリカとの国境の町に到着しています。

こうした事態を受けて、トランプ政権は8日、不法に入国した人でも難民申請ができる制度を変えて、国境の検問所などでしか難民申請は受け付けず、不法入国者の申請は拒否するという新たな措置を発表しました。

しかし、アメリカの人権団体は「法律では、個人がどのような形で入国したにせよ、難民申請を行う権利を持っている」と反発し、措置の撤回を求めて提訴していました。

これについて、カリフォルニア州の連邦裁判所は19日、トランプ政権の措置を一時的に差し止める仮処分の決定を出しました。

トランプ政権は、中米から集団で北上している人たちに一貫して厳しい姿勢を続けていることから、今回の連邦裁の決定に反発して法廷での争いが続くことが予想されます。