アメリカのホワイトハウスは16日、声明を発表し、延期されていたASEANとの首脳会議を来月12日から2日間の日程で首都ワシントンで開催すると発表しました。
声明では「バイデン政権にとってアメリカが東南アジアと強固で信頼できるパートナーになることは最も重要なことだ」としています。
アメリカとしてはウクライナ情勢の深刻度が増す中でも外交の最重要課題と位置づける中国を念頭に、インド太平洋地域への関与を深める方針に変わりはないとの姿勢を示す狙いもあると見られます。
一方、中国が外交攻勢を加速させるASEAN側は南シナ海やミャンマー問題など地域の重要課題をめぐって各国の姿勢の違いが目立つなか、米中対立の深まりが加盟国間の分裂につながることをおそれていて、アメリカに対しては地域の安定を損なわない形で発展に関与する道を探るよう求めていくとみられます。
(NHK)
