アフガニスタン駐留アメリカ軍(写真:ロイター)

【東京新聞】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は二十一日、オバマ米大統領が当初の方針を変更してアフガニスタンに駐留するアメリカ軍の任務を拡大し、来年も反政府武装勢力タリバンなどに対する軍事行動の継続を認める命令に署名した、と報じました。

ニューヨーク・タイムズによると、命令は「過去数週間の間」に署名され、駐留米軍やアフガン政府の脅威となるタリバンやその他の武装勢力に対し、アフガン政府軍支援のための空爆を含めた米軍の戦闘参加を認める内容でした。

大統領は今年五月、アフガン戦争終結のため、三万人以上の駐留米軍を二〇一六年末に完全撤退させる方針を発表しました。撤退に向けて、今年末には駐留 米軍を九千八百人に削減し、任務もアフガン政府軍の訓練や国際テロ組織アルカイダの残党掃討とし、戦闘には参加しないと表明しました。

当初方針では、一五年末には九千八百人からさらに半減させる計画になっています。今回の任務拡大によって、駐留米軍の規模が変更されるかどうかについては言及されていないということです。

ニューヨーク・タイムズによりますと、今回の決定をめぐっては、任務拡大を求める国防総省や軍と、これに反対するホワイトハウスの間で激論になりました。