会議の様子=qdnd.vn |
アメリカのバイデン大統領は、今回の会議はASEAN10カ国とアメリカの「新時代」の幕開けになると述べました。
ASEANは昨年、オーストラリア、中国とも包括的戦略パートナーシップに関係を格上げしています。
ワシントンにあるシンクタンク、アメリカ戦略国際問題研究所の東南アジア専門家、グレゴリー・ポーリング氏は「具体的にはあまり変わらないが、象徴的に重要」と指摘しました。
首脳らはウクライナ情勢について協議し、「主権、政治的独立、領土の一体性の尊重」を改めて訴えました。ウクライナに侵攻にしたロシアを声明の中で名指しで非難することは避けましたが、ポーリング氏は、過去のASEANの声明よりも踏み込んだ表現になったと分析しました。
バイデン大統領は「向こう半世紀の世界史の大部分はASEAN諸国で作られる」とし、「アメリカとASEANの関係において、新たな時代が始まる」と述べました。
これに先立ちアメリカのハリス副大統領は、アメリカは東南アジア地域を優先事項と見なしているとし、「インド太平洋国としてアメリカは何世代にもわたり東南アジア地域にとどまり、関与し続ける」と表明しました。「アメリカとASEANはビジョンを共有しており、共に国際規範への脅威から防衛していく」と表明しました。
しかし、バイデン、ハリス両氏とも中国を名指しすることはありませんでした。
アメリカ・ASEAN首脳会議は12日にバイデン大統領がホワイトハウスで主催した夕食会で開始しました。アメリカはインフラ改善やパンデミック(世界的大流行)対策などに総額1億5000万ドルの支援を確約しました。(ロイター)

