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(産経)カーター米国防長官は9月30日、ハワイ・ホノルル近郊で東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の国防相を招き非公式会議を開きました。会議冒頭で、ベトナム東部海域(南シナ海)で軍事拠点化を進める中国を念頭に「開かれた海を守るために、全ての国をさらに支援していきたい」と強調しました。

ベトナム東部海域(南シナ海)のほぼ全域で中国が主張する主権や権益を全面的に退けた7月の仲裁判断以降、米ASEANの国防相が一堂に会するのは初めてです。中国への接近が目立つドゥテルテ大統領の就任によって米国との同盟関係の悪化が懸念されるフィリピンの出方も焦点となっています。

カーター氏はオバマ政権が進めたアジア重視政策の維持、強化を約束。中国をにらみ「差し迫った海洋安全保障への挑戦に共に取り組み、安全を確固たるものにする必要がある」と訴えました。