(共同)27日、オバマ米大統領は国交を回復したキューバの大使に臨時代理大使のジェフリー・ディロレンティス氏を指名すると明らかにしました。両国が断交した1961年以来、約半世紀ぶりの米大使復活でした。

(写真:ロイター)
オバマ氏は声明で、駐キューバ大使の指名について「両国の正常で生産的な関係構築に向けた一歩だ」と述べました。来年1月の任期切れが迫る中、オバマ氏は対話外交の成果を固めたい考えとみられます。
米大使人事には議会上院の承認が必要ですが、キューバの人権問題を放置したまま国交回復や制裁緩和を急いだとの批判が議会多数派の野党共和党に根強く、難航する可能性があります。共和党のルビオ上院議員は27日の声明で「承認に向けた作業は進展しないだろう」と指名に反発しました。
両国は昨年7月の国交回復に伴い利益代表部を大使館に格上げしました。
