ベトナム国家銀行の本部

8日、ベトナム国家銀行は、アメリカ財務省が先ごろ「アメリカの主要貿易相手国のマクロ経済および為替政策」に関する報告書を公表したとし、その中でアメリカ財務省は、ベトナムが為替操作を行っていないと引き続き判断したほか、ベトナムの金融・為替政策運営について肯定的なコメントをしていると明らかにしました。

しかし、アメリカ財務省は、ベトナムを「監視リスト」に再び加えました。監視対象に指定されたのはベトナムのほか、中国、ドイツ、マレーシア、シンガポール、台湾です。監視対象となった国・地域は、三つの基準のうち二つに抵触しました。三つの基準とは、第1に対米貿易黒字が150億ドルを上回る、第2に経常黒字が対GDP国内総生産比3%を上回る、第3に純外貨購入が対GDP比2%を上回る、となっています。その中で、ベトナムは、対米貿易黒字と経常黒字が基準を上回っているとしています。

ベトナム国家銀行によりますと、最近アメリカ財務省と何回も会合を開きました。これらの席でアメリカ財務省はベトナムの金融・為替政策運営を高く評価し、ベトナムの取り組みがアメリカ側の懸念の解消、および財政・金融市場とマクロ経済の安定の維持に対するベトナムの真剣さを示しているとしています。