ラッセル氏は、その理由について「キム副委員長は、朝鮮民主主義人民共和国の軍の指導者で、制裁対象になっている。韓国の哨戒艦が沈没し、およそ50人が犠牲になった卑劣な攻撃の背後にいた人物と見られている」と述べ、トランプ政権が、キム氏の訪米を認めたことに懸念を示しました。

そして「あらゆる兆候を見れば、トランプ大統領もキム・ジョンウン(金正恩)委員長の双方とも、首脳会談の開催を強く望んでいる」としたうえで、「ポンペイオ長官とキム副委員長の会談では、合意が難しい実質的な問題には触れないだろう」と述べ、朝鮮民主主義人民共和国の非核化の方法や時期など米朝の間で隔たりがある問題で、進展がはかられる可能性は低いとしています。

そのうえで、「ポンペイオ長官とキム副委員長は、シンガポールでの米朝首脳会談を確実に開催することに集中するだろう。特にポンペイオ長官は、アメリカの立場を放棄せずに、首脳会談を行うための地ならしに取り組むはずだ」と述べ、今回のニューヨークの会談が、米朝首脳会談開催を決定づけるという見方を示しました。