アメリカのバイデン大統領(左)とフィンランドのニーニスト大統領=yie

アメリカのバイデン大統領は13日、NATO=北大西洋条約機構に今年4月に加盟したフィンランドのニーニスト大統領とヘルシンキで会談しました。会談後には北欧5カ国首脳との会談に臨みました。9日から始まった欧州歴訪の最後の訪問地で、13日夜に大統領専用機で帰国の途に就きました。

バイデン氏は一連の会談で、ロシアのウクライナ侵略や地域の安全保障問題について協議しました。スウェーデンのNATO加盟に関しては、反対してきたトルコが批准手続きを進めることで合意し、北欧5カ国全てがNATO入りする予定です。ロシアに対する防衛強化での連携も課題となります。

技術や保健・衛生の分野に加えて、バイデン政権が重要政策に位置付ける気候変動やクリーンエネルギーに関する協力を議論する見込みです。アメリカと北欧5カ国の首脳会談は2016年以来、3回目です。北欧からフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランドが参加しました。

スウェーデンのNATO加盟が実現すれば、バルト海沿岸国がロシアを除いて全て加盟国となり、ロシアとの軍事的緊張が高まる恐れもあります。(産経新聞)