【時事】ローズ米大統領副補佐官は29日の記者会見で、オバマ大統領が9月4、5両日に中国・杭州で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に先立ち、トルコのエルドアン大統領と会談すると発表しました。首脳会談は7月にトルコで起きたクーデター未遂事件後、初めてです。


(写真:AFP/TTXVN)


両大統領は4日に予定される会談で、トルコ側がクーデターの首謀者とみなす在米イスラム教指導者ギュレン師の引き渡し問題や過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦、シリア情勢をめぐり意見交換します。オバマ大統領としては、ぎくしゃくしている両国関係を修復したい考えです。

一方、ローズ氏はトルコとクルド人勢力がシリア北部で衝突していることについて、トルコが対シリア国境を防衛するための活動は支持しますが「(国境地帯から軍部隊が)南下し、(クルド人勢力主体の)『シリア民主軍(SDF)』と対立することには反対する」と語りました。

カーター国防長官も29日、国防総省で記者会見し「(トルコとクルド人勢力の)双方に対して、互いに争わず、対IS戦に集中するよう求めた」と説明しました。「(両者と協力する)戦略は非常に成功している」と強調しました。