
オバマ大統領=AP
オバマ大統領は17日、サウジアラビアの国防相を務めるムハンマド副皇太子とホワイトハウスで会談しました。
ホワイトハウスによりますと、この中で、両国が参加する過激派組織ISに対する軍事作戦を巡り、イラクで2年以上にわたって支配されていたファルージャを奪還するなど進展が見られていることを確認し、イラク政府に対して人道支援活動を強化することで一致しました。
また、中東ではサウジアラビアとイランがことし1月に国交を断絶するなど緊張が続いていることから、オバマ大統領は、緊張の緩和に向けてもムハンマド副皇太子と話し合ったということです。
サルマン国王の息子、ムハンマド副皇太子は、30歳の異例の若さで石油生産に依存する財政からの脱却を目指した経済改革を主導するなど、若手のリーダー格として知られ、国防相としては軍事力の増強に力を入れ、イランに対する強硬な姿勢を示しています。
オバマ政権は、核開発問題を巡ってイランとの間で最終合意に達したことから、イランと敵対するサウジアラビアとの関係が冷え込んでおり、今回の会談では関係修復を図るねらいもあるとみられます。
