トランプ候補(左)とクリントン候補=ロイター

(NHK)アメリカ大統領選挙は、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補による2回目のテレビ討論会が、日本時間の午前10時すぎから始まりました。女性を見下すような発言をしたトランプ氏に対して共和党内で、支持撤回の動きなどが急速に広がるなか、トランプ氏がどう釈明し立て直しを図るのか注目されています。

来月8日の投票日まで1か月を切ったアメリカ大統領選挙は、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補の2回目の直接対決となるテレビ討論会が、日本時間の10日午前10時すぎから中西部ミズーリ州の大学で始まりました。
トランプ氏をめぐっては「有名人になれば女性は何でもしてくれる」などとわいせつな言葉で女性を見下すような発言をした11年前の音声が報じられたことを受け、共和党内で、支持撤回や選挙戦からの撤退を求める動きが急速に広がる異例の事態となっています。
こうした中、トランプ氏は9日夜、討論会の直前に急きょ、クリントン氏の夫のビル・クリントン元大統領から性的な嫌がらせを受けたなどと主張する女性たちとともに記者会見を開いて、クリントン氏側の疑惑を持ち出し、トランプ氏としては非難の矛先を変え批判をかわす狙いがあると見られます。
今回の討論会は有権者からの質問に両候補が直接、応える対話集会の形式で行われますが、世論調査でリードするクリントン氏は今回の発言をめぐる問題でトランプ氏への追及を強めるかまえで、トランプ氏がどう釈明し立て直しを図るのか注目されています。