民主党のカマラ・ハリス氏は3日、来年の大統領選挙に向けた民主党の候補者指名争いから撤退すると表明しました。
ハリス氏は、55歳。ジャマイカとインドからの移民の家庭に生まれ、女性として初めてカリフォルニア州の司法長官を務め、2016年に上院議員に選出された民主党の若手のホープです。
ことし6月に行われたテレビ討論会では、人種問題をめぐってバイデン前副大統領を厳しく追及して話題となり、直後に行われた世論調査で支持率が2位になるなど有力候補として注目されました。
ただ、その後は支持が伸び悩み、最近は資金不足や陣営内での不協和音が伝えられていました。
撤退を伝える支持者に宛てた文書でハリス氏は「選挙戦を続けるための資金が足りない。選挙戦が進むにつれ資金を集めるのが難しくなった」と説明しています。
民主党では今月に入り、複数の候補者が撤退を表明するなど来年2月の候補者選びの正式なスタートを前に事実上の候補者の絞り込みが進んでいますが、有力候補の撤退表明はハリス氏が初めてです。(NHK)
