
(写真:Getty)
米大統領選の予備選を前に最後の共和党テレビ討論会が28日、アイオワ州デモインの会場で、フォックス・ニュース主催で行われました。最有力候補の実業家ドナルド・トランプ氏は予定通り司会者との対立を理由に欠席します。共和党候補指名をめぐる予備選は、2月1日のアイオワ党員集会を皮切りに始まります。
討論会の司会者はフォックスの人気キャスター、メギン・ケリー氏です。昨年夏に討論会でぶつかって以来、ケリー氏と対立してきたトランプ氏は、司会者を交代させなければ討論会を欠席すると表明しました。フォックス側はトランプ氏の「恫喝」を非難し、物別れに終わりました。
トランプ氏は代わりに同じデモイン市内の会場で、負傷帰還兵のための支援集会を開きました。
共和党候補指名をめぐる他の候補7人は討論会に出席しました。トランプ氏の対抗馬とみられているテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)は討論会の冒頭、「僕は狂ってるし、ほかの皆さんは馬鹿ででぶで不細工。ベン(カーソン氏)、君はひどい外科医だよ……と、これでドナルド・トランプ的パートはおしまい」と、あえてトランプ氏的な罵詈雑で笑いを取ろうとしました。
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も、「ドナルド・トランプがいないと少し寂しい。テディベアのような人だった」と微笑みながらトランプ氏に言及しました。同州選出のマーコ・ルビオ上院議員は「面白い人だ」と触れました。
冒頭でこうしてトランプ氏に言及して以降は、もっぱら移民問題などについての議論に移りました。
