(NHK)今月8日の投票日まで1週間となったアメリカ大統領選挙は、民主党のクリントン候補が国務長官在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題をめぐり、先週、FBI=連邦捜査局が捜査の再開を明らかにしたことを受け、共和党のトランプ候補が攻勢を強め、追い上げをはかっています。



(写真:AP)


アメリカの政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によりますと、各種世論調査の全米での支持率の平均値は、クリントン氏が47.5%、トランプ氏が45%とクリントン氏が依然、リードしているものの、先月中旬の時点で7ポイントだった差は2.5ポイントに縮まっています。
一方、選挙で争われる全米50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人のうち、クリントン氏が優勢となっている州の合計は263人と当選に必要な過半数の270人に迫っていて、164人のトランプ氏を大きくリードしています。

選挙戦最後の1週間、両候補はフロリダ州など、勝敗の鍵を握る接戦州を中心に遊説する予定で、このままクリントン氏が逃げきるのか、それともトランプ氏が逆転に手が届くところまで追い上げるのか、両候補のしれつな戦いが続いています。