【ワシントン=石川智規】米大統領選の民主、共和両党の指名候補を争う予備選挙は五日夜、米中西部ウィスコンシン州で開票作業が行われました。米メディアによりますと、共和党はテッド・クルーズ上院議員(45)が勝利し、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は敗北しました。民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)が勝利しました。

クルーズ氏は、指名争いから撤退した同州知事のスコット・ウォーカー氏(48)から支持を得たことなどが奏功し、トランプ氏の独走を食い止めた形です。これまで優位な戦いを進めてきたトランプ氏は、妊娠中絶手術を受けた女性を「罰するべきだ」と発言したが撤回しました。日韓の核武装容認発言も、オバマ大統領らが批判し、有権者の投票行動に影響した可能性があります。

共和のウィスコンシン州予備選で獲得できる代議員数は42人でした。米メディアによりますと、州全体の勝者が24人を得るほか、残る十八人は州内の各地域別の勝者に割り振ります。これにより、クルーズ氏は現段階で二十四人を確保しました。

民主は白人労働者層や女性からの支持を得るサンダース氏がヒラリー・クリントン前国務長官(68)を下しました。代議員数の配分など結果の大勢は5日深夜(日本時間6日午後)に判明します。